佐賀駅の近くにある多布施クリニックは、心療内科・精神科を専門とするクリニックです。

　毎月第1木曜日に「院長の心理教育」プログラムを開催しています。心理教育とは、病気の知識や薬のこと、症状への対処の方法などについて、医師や医療スタッフなどからの情報を聞いて学んだり、当事者同士の意見を交えながら共に支え合ったりする、そんな時間です。

　今回の内容は、こころの元気＋（NPO コンボ）の特集から『具合が良い時・悪い時～私がしている対処法』の記事を題材にした情報の共有と意見交換を行いました。

　メンバーからは、対処法として「寝すぎるときついので動いた方が良い」、「Eテレ体操をしている」などの意見がありました。また、生活リズムの話題では「デイケアは生活のリズムを取るのに役立っている」、「デイケアに来て話したりすると楽しい」、「デイケアは気分が落ち着く」などデイケアへの良い印象の意見が多くありました。デイケアスタッフとしては、涙が出るほど（笑）嬉しい意見でした。それ以外にも沢山の意見を交えながら、時々院長からの助言も挟みながら、とても有意義な時間となりました。

　来月は、七夕会と重なることもあり院長の心理教育は開催されません。次回8月の第1木曜日（午後）の心理教育を楽しみにしたいと思います。